■INTO SNOW 4


「こんな綺麗な男の体を見たのは初めてだ。」
「他の奴らの裸は見たことは?」
「あるさ。全員じゃないけどな。」
「一番デカいのを持っているのは誰だった?」
「・・・ヴィクトールだ。次はリュミエールで、その次は俺だった。」
「けっこう観察してるじゃねぇか。お前も、本当は男に気が向いてるんだろう?」
「それは絶対に違う!」
「なら、俺を特別な男にしてやるよ。お前にとっても俺はとっても特別な
 離れられない男に・・・。」

奴はそんなことを言うと、俺にヤツの美しいそれを握らせた。
俺と同じぐらいの色をしてやがる・・・。相当使い込んでやがるな、こいつも。

「俺は順序なんて決められない。触れたい時に触れたい場所にさわるし
 やられたい場所にやられたい時ならいつでもやらせる。これが俺のモットーだ。」

俺は無言のまま、奴の弱点をこすり上げさせられていった。だが、妙に落ち着いている心の中が
一番気になる。そう、こんな気持ちになるのは、心底愛した女(ひと)を抱く時の気持ちと同じだからだ。
このまま、女を抱くみたいにこいつを抱いてしまったほうが、俺にとってもこいつにとっても
満足いく結果が生まれるのか・・・?

「やり方は女と同じだ。ただ、入れる場所がココで泣き所がこの奥に
 あることだけが違うが・・・出来るだろう、オスカー?」

出来るだろう?、か。疑問刑でこられると弱いんだ俺は。
くそっ、こうなったら全力でやってやる!
「やってやるさ。俺は一度始めると途中で止められないからな?それだけは覚悟しろ!?」
「やっとやる気になったか。あんたも、相当我慢してるみたいだな・・・。
 まぁ、たいてい2人部屋だから1人でやる機会もない、か。」

いつの間にか興奮状態になっていた俺はそれを、こいつは大胆にさすってきた。
ツボを押さえてくるような指の動き、時々後ろに触れてみせたりする絶妙の動き。
どれも男の感じる場所を自分以外の体で探り当ててきた実績が、こうさせているのか・・・。
「気持ちいいだろう?たいていの男は、これを繰り返していくと抑えきれなくなくなって
 自分から射精を請う。」
「安心しろ。俺はお前をイカせてからしかイカない。これは俺のモットーだ。」
「そこまで耐えられるか?」
「俺はこう見えても理性が強いからな。」
「心と体が別だってことを、教えてやるよ。」



5に進む

3に戻る

戻る



Copyright(c)2003 Kurea Kusakabe (webデザイン風使いのフォウ) All right reserved.
当サイトの作品の無断複製、転載、配布等全ての著作権侵害行為を固く禁止致します

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送